
【相続コラム】「エンディングノートについて
皆様、こんにちは。相続勉強会講師の村上です。
記録的な速さで梅雨明けして、暑い日が続きますね。
私は6/11から出張で台湾に行っておりました✈️
年に数回、行かせて頂くのですがとても良いところなので
興味がある方&オススメの場所を知りたい!!
などもお気軽にお尋ねくださいね。
さて、本日は「エンディングノート」について
お話していきたいと思います。
相続勉強会でもあまり触れないのですが、このエンディングノート
実は相続対策でも非常に重要なものになります📝
相続対策となると、「資産をどうわけるか」であったり
「相続税をどうするか」を検討するイメージがあると思うのですが
実は相続が発生する=人がお亡くなりになって残された方が一番最初に困るのは
1、誰に連絡していいかがわからない。
2、どんな保険に入っているのかがわからない。
3、その他、名義変更や解約手続き等の手続きが必要なものがわからない。
お通夜や葬儀の会場を決めるのも
「どのくらいの方がいらっしゃるか」が
わからないと決めようが無いのですが
「誰に連絡したらいいかわからない」となるとそれすら決められません。
あるお客様にお父様がお亡くなりになられたときのお話を聞かせて頂きました。
そのお父様はお仕事柄交友関係が大変広く
またたくさんの方から頼られている存在だったそうです。
お父様がお亡くなりになられた際
ご兄弟2人で葬儀等の準備を行ったそうですが
あまりに交友関係が広いものの
誰に連絡していいかが全くわからなかったとのこと。
でも、葬儀の為には会場も決めなければならないという事で、
やむを得ず家族葬にしたそうですが、
終わった後から「なぜ連絡くれなかったのか」等、
多くの方に言われて大変な思いをされたという事でした。
また、お父様は仕事柄たくさんの資料を保管されていたそうなのですが
どこに何があるかが全くわからず、
資料の整理からはじめて2カ月かかり
ようやくひと段落したという事でした。
このように、相続対策は遺産の分け方も非常に重要ですが、
残された方が困らないよう、エンディングノートに
以下の内容をしっかり記載しておくことをお勧めします。
1、この人には連絡してほしいという方の連絡先一覧
2、保険の内容、証券をどこにしまっているか
3、借金や連帯保証人になっているのであればその詳細
4、クレジットカード情報…等です。
また、現代はご高齢の方もスマートフォンを使いこなされる方も多く
「デジタル遺品対策」も非常に重要です。
例えば…..
1、スマートフォンのロック解除の暗証番号
2、ネットバンキングのパスワード
3、YouTubeやNetflixのような有料登録の詳細
のようなものです。
市販のエンディングノートには、上記のようなものが
記載できるような構成になっているかと思いますので
1冊購入してみられることをお勧めします。
遺言書を書く時には、ぜひエンディングノートもセットで作成しましょう。
さて、7月26日(土)には第2回の「終活勉強会」を開催予定です。
前回はキャンセル待ちの満員御礼で
第2回をお待ち頂いていた方もいらっしゃるかと思います。
7月上旬よりご予約開始いたしますが、読者の方限定で先行予約を開始いたします
勉強会当日はエンディングノートの書き方や
遺言書の書き方もお話する予定なので
ご興味がある方はぜひご参加ください✨
また来場特典としてエンディングノートをご用意(プレゼント)しております。
本日のコラムは以上となります。
お読みくださり、ありがとうございました。
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